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東洋医学の方法論

患者の身体をひとつの小宇宙として、全体のバランスの中で把握するのが東洋医学的方法論です。 東洋医学では、人体の基本的な構成要素を「気・血・津液」の三つに分類しています。

また、人体の基本的機能単位として「五臓・六腑・奇恒の腑」、諸臓腑あるいは組織・器官を協調的に機能させる連絡経路として「経絡・三焦」の概念が用いられています。また、人体の協調・平衡関係の説明には「陰陽・五行説」が引用されています。

人体の生理、病理の説明に「陰陽・五行説」が応用されて来たことが東洋医学の特徴です。 東洋医学の病因論は「三因論-内因・外因・不内外因」として分類整理されています。